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アルフレッド・アドラーの名言集(その3)


 2023年12月05日   人物別名言&格言集 
人間は、自分の人生を描く画家である。あなたをつくったのはあなた自身。これからの人生を決めるのもあなただ。

人は失敗を通じてしか学ばない。

「わかっているけどできません」とは、単にやりたくないだけだ。

大切なことは共感すること。共感とは、相手の目で見、相手の耳で聞き、相手の心で感じることだ。

まだ無理だと思ってもやらせてみる。失敗しても「今度は上手くできるはず」と声をかけることが大切だ。

相手に間違いをわからせるには、親しみのある話し合いをすればよい。大切なのは、それができる信頼関係を築くことだ。

人は人生の敗北を避けるために、あらゆるものを利用する。

理不尽な上司や学校の先生に無理矢理認めてもらう必要はない。市場価値の高い人になればいい。より大きな共同体で考えればいいのだ。

強く見せる努力は止めて、強くなる努力をすべきだ。

命令口調を止めて、お願い口調や私を主語にして伝えるだけで、相手に勇気を与えられるだろう。

相手を他人と比較してはいけない。ほんのわずかでもできている部分を見つけ、それに気づかせることが重要だ。

人の行動の95%は正しい行動である。しかし私たちは、当たり前だからとそれを無視してしまう。わずか5%しかない負の行動に着目してはいけない。

失敗や未熟さを指摘してはいけない。できないからといって取り上げてもいけない。相手の勇気を奪ってしまうからだ。自ら困難を克服する機会を奪ってしまうのだ。

自分と違う意見を述べる人はあなたを批判したいのではない。違いは当然であり、だからこそ意味がある。

嫉妬でパートナーを動かそうとすれば、いずれ相手は去って行くだろう。大人なら理性的に話し合うべきだ。

誰かが始めなくてはならない。見返りが一切なくても、誰も認めてくれなくても、あなたから始めるのだ。

陰口を言われても嫌われても、あなたが気にすることはない。相手があなたをどう感じるかは相手の課題なのだから。

どのように感じるかはあなた次第だ。

「みんなが私を嫌っている」「今回駄目だったから次も駄目だ」という思い込みは、冷静に立証すれば消えていく。

自ら変わりたいと思い努力をすれば、性格は死ぬ1日、2日前まで変えられる。

甘やかすと相手の勇気を奪ってしまう。手助けしたり、チヤホヤしたりするのではなく、独り立ちの練習をさせなさい。

妻の機嫌が悪いときに、夫が責任を感じてはいけない。不機嫌でいるか上機嫌でいるかは、妻の課題である。その課題を勝手に背負うから苦しいのだ。

間違いを指摘せず、原因研究という吊し上げもせず、「こんなやり方はどうかな?」と提案する。それこそが、相手を育てる有効な方法である。

ピンク色のレンズのメガネをかけている人は、世界がピンク色だと勘違いをしている。自分がメガネをかけていることに気づいていないのだ。

人間であるということは、劣等感を持っているということだ。

「親が悪いから」「パートナーが悪いから」「時代が悪いから」「こういう運命だから」これらは責任転嫁の典型的な言い訳である。

劣等感を言い訳にして人生から逃げ出す弱虫は多い。しかし、劣等感をバネに偉業を成し遂げた者も数知れない。

あなたが劣っているから劣等感があるのではない。どんなに優秀に見える人にも劣等感は存在する。目標がある限り、劣等感があるのは当然のことだ。