ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの名言集(その2)
★友人の欠点だけを考えている人たちがいる。そこからはどんな利益もうまれてはこない。わたしはいつもわたしの敵の価値に注意を向けてきた。そしてそのことから利益をうけた。
☆時間がわたしの財産だ。わたしの耕地は時間だ。
★財貨を失ったら働けばよい、名誉を失ったらほかで名誉を挽回すればよい、勇気を失ったものはこの世に生まれてこないほうがよい。
☆人間は、努力するかぎり迷うものである。
★自分を他の人の立場におけば、われわれがしばしば他の人に対して感ずる嫉妬や憎悪はなくなるだろう。また他の人を自分の立場においたら、高慢や独りよがりは大いに減ずるだろう。
☆人はほんとうに劣悪になると、他人の不幸せを喜ぶこと以外に興味をもたなくなる。
★世界は粥で作られてはいない、君たちは怠けてぐずぐずするな、喉が詰まるか消化するか、二つに一つだ。
☆あの人が私を愛してから、 自分が自分にとってどれほど価値のあるものになったことだろう。
★人々が自分に調和してくれるように望むのは非常に愚かだ。
☆自分の授かった才能に生きることがもっとも美しい生き方だ。
★心が開いている時、この世は美しい。
☆何事につけても、希望するのは、絶望するよりもよい。可能なものの限界をはかることはだれもできないのだから。
★青年は教えられることより刺激されることを欲するものである。
☆花を与えるのは自然であり、それを編んで花輪にするのが芸術である。
★知識を身につければ十分? 否。何事かに応用せよ。 望むだけで十分? 否。行動を起こせ。
☆人生において重大なのは生きることであって、生きた結果ではない。
★人生は全て次の二つから成り立っている。したいけど、できない。できるけど、したくない。
☆われわれの願望と言うものは、われわれのうちにひそかにひそむ能力の予感であり、われわれがなしとげうるであろうことの先触れである。
★堕落した人間であっても、彼だけにできる最良の方法によって、幸せになることができる。
☆才能は孤独のうちに成り、人格は世の荒波にもまれて成る。
★知とともに疑いは育つ。
☆不幸は人間をつくり、自己を知ることを強要する。
★反省はするべきだが、後悔はしなくていい。反省は未来に繋がるが、後悔は過去に縛られているだけだ。
☆本を読んだら、それを閉じ、それについて考察しなさい。
★ことばは詩人の武器である。
☆不愉快を感ずることもわれわれは自分の役に立てねばならない。それも生の一部分、いや、大部分なのであるから。
★空気と光と友人の愛。これだけ残っていれば気を落とすことはない。
☆自分の身体や精神の状態について考え始めると、通常病んでいることに人は気づく。