悪意を持ってそれを続けてしまうということ。 2018年10月14日 生活の知恵 一時期アフィリエイター界隈で『ゴリラ』という人が有名になった。悪い意味で。簡単に言うと、ゴリラは広告主側の人間で「アフィリエイターの力量によって承認率を変える」という旨をツイートして炎上になったのだ。その後、ゴリラは自社製品の健康食品を自らも副業でアフィリエイトしていたんだけど、とある不正をして自滅した。まあ詳細は以下を見れば分かりやすいと思う。https://syakkin500.com/golira-affi/https://www.buzzfeed.com/jp/seiichirokuchiki/ishi-sasho-blog-uragawaで、ここからが本題。彼は以前あるツイートをしていた。そのツイートは今となっては見つけることができなんだけども、覚えている範囲で書いてみる。悪いことをするのには2種類あって。悪いと分かっていて悪意を持って悪事を働くパターンと、自分がやっていることは悪いことではないと信じてやっているパターン。一見、前者の方が分かっていてやっている分、悪質に感じるかもしれないが、実は本当に危険なのは後者である。みたいな内容だったと思う。これは俺の考えとは真逆であったため非常に興味があり、関心というか、参考になるなーと思ったのだだが、結果として彼は自滅してしまった。彼は、悪いと分かっていることを自らの裁量でやり続けた結果としてこのような結果になったのだ。つまり彼の考え方である「悪意を持って悪行をはたらくのは“まだ”安全である」という方が実は危険ではないのか?と感じた。ところで、最近リアルナンパアカデミーというナンパ塾の生徒および講師が逮捕された。彼らのことは昔から知っていたのだが、その動向を見ているとまさに“モラル的にはアウトだと分かっているが法的にはセーフなので問題なくやる”というスタンスであった。結果として、彼らも取り返しのつかない破滅的な状況をむかえてしまったわけだが、ここから考えられることはやはり、モラル、つまり社会的な正義に反すること、少なくとも“悪いと思ってやる”という行為を繰り返すことは、たとえ合法であっても、あるいはバレる確率が非常に低いとしても、危険な行為だと言えよう。また、自分の正義に反してそれを続行するというのもよくない。そのマインドは自分自身のモラル意識を著しく低下する危険性がある。