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ピーター・ファーディナンド・ドラッカーのパワーの出る格言集


 2024年02月25日   人物別名言&格言集 
表の風に吹かれろ!
参考:『表の風に吹かれろ』ドラッガーの名言

間違った問題への正しい答えほど始末におえないものはない。

複雑なものはうまくいかない。

「正しい結果を与えてくれる最も簡単な分析は何か。最も簡単な道具は何か」を問わなければならない。アインシュタインは、黒板よりも複雑なものは、何も使わなかった。

人材は、企業規模とは無関係である。

人を見分ける力に自信のある人ほど間違った人事を行う。人を見分けるなどは、限りある身の人間に与えられた力ではない。
参考:経営者向けコラム No.104

死体が臭わないようにすることほど涙ぐましく、しかも不毛な仕事はない。

やたらに危機感を煽ったり、人を無理矢理、牛馬のように駆り立てるマネジメント方式ではだめだ。
参考:ドラッカー名言録57

未来を予測する最良の方法は、未来を創ることだ。

完璧な青写真なるものは、二重に人を欺く。それは、問題を解決できないだけでなく、問題を隠すことによって、本当の解決を難しくする。
参考:P. F. ドラッカーにおける知識の概念
今日、完全な青写真を提示している者は、何が本当の問題かを知らないことを暗に白状しているにすぎない。

成果とはつねに成功することではない。そこには、間違いや失敗を許す余地がなければならない。

真のマーケティングは、顧客から出発する。すなわち人間、現実、欲求、価値から出発する。

ビジネスの目的の正当な定義はただひとつ。顧客を作り出すことである。

企業の目的は何か?利益は、目的ではなく手段である。企業とは社会のための道具であり、社会のための組織である。

指揮者は、一人の人間を受け入れるために、楽譜を書き直したりはしない。

最初はダメでも何度でもやり直せという態度は誤りである。
参考:ドラッカー名言録55

時間は最も乏しい資源であり、それが管理できなければ他の何事も管理することはできない。

会議を成果あるものにするには、会議の冒頭に、会議の目的と果たすべき貢献を明らかにしなければならない。そして会議をその目的に沿って進めなければならない。特定の目的のある会議を、だれもが勝手に素晴らしいアイデアを言い合う自由討議の場としてはならない。

ピーター・ファーディナンド・ドラッカーの気付きのある格言集


 2024年02月25日   人物別名言&格言集 
組織にとっては、リーダーを育てることのほうが、製品を効率よく低コストで生産することよりも重要である。

元々しなくても良いものを効率よく行うことほど無駄なことはない。

たいていの経営者は、その時間の大半を「きのう」の諸問題に費やしている。
参考:2010年06月14日04:32
参考:2012年05月31日 木曜日

成功した企業は、きまって誰かがかつて勇気ある決断をした。

マネジメントとは物事を正しく行うことであり、リーダーシップとは正しい事を行うことである。

できることから始めるのではなく、正しいことから始めるのです。

企業の目的は顧客の創造である。したがって、企業は二つの、ただ二つだけの企業家的な機能をもつ。それがマーケティングとイノベーションである。マーケティングとイノベーションだけが成果をもたらす

企業家はイノベーションを行う。イノベーションは企業家に特有の道具である。イノベーションは、富を創造する力を資源に与える。それどころか、イノベーションが資源を創造する。

世の中の認識が、「コップに水が半分入っている」から「半分空である」に変わるとき、イノベーションの機会が生まれる。

マーケティングの目的は、販売を不必要にすることだ。マーケティングの目的は、顧客について十分に理解し、顧客に合った製品やサービスが自然に売れるようにすることなのだ。

人に教えることほど、勉強になることはない。

将来についてわかっている唯一のことは、今とは違うということだ。

未来を予測しようとすることは、夜中にライトをつけず、リアウィンドウを見ながら、田舎道を運転するようなものだ。

未来に関わる構想のうち、必ず失敗するものは、確実なもの、リスクのないもの、失敗しようがないものである。

変化はコントロールできない。できることは、その先頭にたつことだけである。

未来に何かを起こすには、勇気を必要とする。努力を必要とする。信念を必要とする。その場しのぎの仕事に身を任せていたのでは、未来はつくれない。むしろ、そうであってはならない。

自らを成果をあげる存在にできるのは、自らだけである。他の人ではない。したがって、まず果たすべき責任は、自らの最高のものを引き出すことである。

私が出会った優秀なリーダーに共通する唯一無二の特徴は、彼らがある一つのものを持っていないということだった。彼らは『カリスマ性』をほとんど、あるいは、まったく持っていなかった。

コミュニケーションで最も大切なことは、相手が語らない部分を聞くことである。

共に働く人たちのところに行って、自らの強み、仕事の仕方、価値観、目標を話してみるならば、返ってくる答えは、必ず、聞いてよかった、どうしてもっと早く言ってくれなかった、である。しかも、それでは、あなたの強みは、仕事の仕方、価値観、目標について知っておくべきことはないかと聞くならば、ここでも、どうしてもっと早く聞いてくれなかったかである。