松下幸之助の名言 2023年11月21日 人物別名言&格言集 人と比較をして劣っているといっても、決して恥ずることではない。けれども、去年の自分と今年の自分とを比較して、もしも今年が劣っているとしたら、それこそ恥ずべきことである。平凡なことを当たり前にやる。成功の内容にはいろいろある。ただ一番肝心なことは、人間として成功することにある。充実した人生を送るために大切なことは、欲を悪いものだと決めてしまわず、うまく生活に生かす工夫をすることです。仕事に生きがいを見出せるかどうか。そこに幸せな人生への一つの鍵がかくされている。人がこの世に生きていく限り、やはり何かの理想を持ちたい。希望を持ちたい。それも出来るだけ大きく、出来るだけ高く。人間というものは、気分が大事です。気分がくさっていると、立派な知恵才覚を持っている人でも、それを十分に生かせません。しかし気分が非常にいいと、いままで気づかなかったことも考えつき、だんだん活動力が増してきます。お互いに、素直な心になりましょう。素直な心はお互いを強く正しく聡明にいたします。そしてよき社会をつくり自他ともの幸せを生み高めていくのです。「ありがとう」言う方は何気なくても言われた方はうれしい。「ありがとう」これをもっと素直に言い合おう。感謝の心が高まれば高まるほど、それに正比例して幸福感が高まっていく。同じものを見ても喜ぶ人喜ばない人、かえって不満を抱く人もある。われわれは喜びを感じる人でありたい。アイデアを生むと言っても、口先だけでは生まれない。これもやはり熱心であること。寝てもさめても一事に没頭するほどの熱心さから、思いもかけぬ、よき知恵が授かる。春を楽しむように人生を楽しむ心があるならば、やがてまた春のそよ風のように、心もやわらいで、生き甲斐も感じられてきます。大きな志をいだくこと自体はまことに大事なことではあるけれど、遠くばかりを見つめてきょう一日の足もとを顧みないということではダメだ。商売とは、感動を与えることである。百聞百見は一験にしかず。失敗の原因を素直に認識し、「これは非常にいい体験だった。尊い教訓になった」というところまで心を開く人は、後日進歩し成長する人だと思います。一度考え直せば過ちがない。二度考え直せば半分過ち、三度考え直せば過ちだらけ、ということもある。本気になって真剣に志を立てよう。強い志があれば事は半ば達せられたといってもよい。悩んでも悩まない、そういうように感じることができれば、人生は決して心配することはない。失敗したところでやめてしまうから失敗になる。成功するところまで続ければ、それは成功になる。苦難がくればそれもよし、順調ならばさらによし、という心づもりを常に持ち、人一倍の働きを積み重ねてゆくことが大切だと思う。恵まれた生活も結構だし、恵まれない暮らしも結構、何事も結構という気持が大切だと思います。楽観よし悲観よし。悲観の中にも道があり、楽観の中にも道がある。人には燃えることが重要だ。燃えるためには薪が必要である。薪は悩みである。悩みが人を成長させる。志を立てるのに、老いも若きもない。そして志あるところ、老いも若きも道は必ず開けるのである。長所も短所も天与の個性、持ち味の一面。うぬぼれず嘆かず大らかにそれらを活かす道を考えたい。頭で考えて身で行なう。行なってまた頭で考える。それをくり返していくところに進歩向上がある。どんなに悔いても過去は変わらない。どれほど心配したところで未来もどうなるものでもない。いま、現在に最善を尽くすことである。雨が降れば傘をさす。一方は「これで十分だ」と考えるが、もう一方は「まだ足りないかもしれない」と考える。そうしたいわば紙一枚の差が、大きな成果の違いを生む。偉人のやり方をそのまま真似るというのではなく、それにヒントを得て自分の持ち味に合わせたあり方を生み出さねばならないと思う。仕事を好きになれ。好きになれば工夫する。工夫すれば成果があがる。成果があがれはさらに好きになる。仕事というものはやればやるほど味の出てくるもの。辛抱して取り組むうちに興味がわいてくる。その人の仕事に社会的な価値があれば、それにふさわしいお金がついてくる。お金は目的ではなくあくまで道具であって、働く目的は人間生活の向上である。その日その月その年の目的を持とう。それを遂行するところに生きがいが生まれる。希望を失うな、明日に夢を持て。夢を持つということが、人生においてどんなに大切なことか。常に信念を持って主体的に生きるためには、やはり心静かに、われ何をなすべきかを考え、そのなすべきことをひたすらになしていくことが大切である。毎日の仕事の中で、自分で自分をほめてあげたいという心境になる日を、一日でも多く持ちたい、そういう日をつみ重ねたいものだと思います。仕事をするに当たって、まず心を磨くというか、ものの考え方を成長させる必要があります。毎日問題を感じとっては工夫する。階段を一段一段上るような地味な努力が成功への道である。決断は物事の終わりではなく始まり。決断したことを実現させてはじめて事が完結する。誰にでも与えるものはある。笑顔を与える、笑いを与える。求める活動から与える活動へ転換をはかりたい。聞き上手であれ。叱ってくれる人を持つことは大きな幸福である。他人は、すべて、自分よりもアカンと思うよりも、他人は自分よりエライのだ、自分にないものをもっているのだ、と思う方が、結局はトクである。