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ヒポクラテスの格言


 2017年11月10日   美容・健康 
医学の父『ヒポクラテス』の格言をまとめておく。
なかには現代医学としてはトンデモ理論に入る内容もあるが、健康維持においては一理あるものも多い。
頭の片隅に入れておいて損はないはずだ。妄信するのもよくないが。

運動に関する格言

  • 歩くと頭が軽くなる
  • 歩くことは人間にとって最良の薬である
  • 筋肉を充分に使っている人は病気に罹りにくく、いつまでも若々しい
  • 病気は食事療法と運動によって治療できる

食事に関する格言

  • 汝の食事を薬とし、汝の薬は食事とせよ
  • 火食は過食に通ず
  • すべての病気は腸から始まる
  • 健全なる体を心掛ける者は完全なる排泄を心掛けねばならない

少食と断食

  • 月に一度の断食をすれば病気にならない
  • 満腹が原因の病気は空腹によって治る
  • 病人に食べさせると、病気を養う事になる。一方、食事を与えなければ、病気は早く治る

医療と食事

  • 食べ物で治せない病気は、医者でも治せない
  • 食べ物について知らない人が、どうして人の病気について理解できようか

医療と自然に関する格言

  • まず何よりも害をなすなかれ(※)
  • 病気は人間が自らの力を持って自然に治すものであり医者はこれを手助けするものである
  • 病気は神が治し、恩恵は人が受け取る
  • 人間は誰でも体の中に百人の名医を持っている
  • 私たちのうちにある自然治癒力こそ真に病を治すものである
  • 人は自然から遠ざかるほど病気に近づく
  • 人間がありのままの自然体で自然の中で生活をすれば120歳まで生きられる

その他の格言

  • 極度に激しい疾患には、極度に激しい治療が最も有効である
  • 患者に発熱するチャンスを与えよ。そうすればどんな病気でも治してみせる
  • 心に起きる事はすべて体に影響し、体に起きる事もまた心に影響する
  • 病人の概念は存在しても、病気の概念は存在しない
  • 賢者は健康が最大の人間の喜びだと考えるべきだ


何よりもまず害をなすなかれの意味