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心を高める格言集


 2022年04月17日   魂を揺さぶる格言&名言集 

心屋仁之助

人生にはいろいろな出来事があるのです。そのときに、その出来事をきっかけに「自分はダメだ」と思うのか。「自分はダメではない、こんな日もある」「自分は素晴らしい。けど、こういうこともある」と思うのか。どう思うのかで、その後の人生は変わってくるのです。地球も回っている以上、晴れの日も、雨の日も、雪の日も、日照りの日も、台風の日もやってきます。「晴れの日ばかりでないとダメ」とばかりに、それらにいちいち過剰反応するのではなく、「ああ、雨だなぁ。傘をさそう」「ああ、台風だなぁ、雨戸をしめよう」でいいのです。仕事をしている以上、ダメなときもいいときもある。うまくいかないこともある、落ち込むこともある。でも「成績は右肩上がりを続けないとダメ」とばかりに、いちいち過剰反応するのではなく、「ああ、成績が悪かったんだなぁ、それなら、やり方を見直してみよう」「ああ、大きな失敗をしてしまった。でも、次にできればいい」でいいのです。晴れの日もある。雨の日もある。うまくいく日もある。いかない日もある。でも、それと「自分の価値」とは関係がないのです。

安岡正篤

  1. 年頭まず自ら意気を新たにすべし
  2. 年頭古き悔恨を棄つべし
  3. 年頭決然滞事を一掃すべし
  4. 年頭新たに一善事を発願すべし
  5. 年頭新たに一佳書を読み始むべし

バーナード・ベレンソン

奇跡は、それを信じるものに起こる。

橋本保雄

尊敬する人を持たない人は成長しないし、プロにはなれませんね。

坂村真民

新しい年を迎えるには、新しい心構えがなくてはならぬ。決してただ漫然と迎えてはならぬ。

振りあげたこぶしを、二度とない人生だでさっとおろしてしまう。どなろうとした声を、二度とない人生だでぐっとおさえてしまう。どうしてもがまんできないのを、二度とない人生だでじっと辛抱する。もうすこし寝ようとするのを、二度とない人生だですっくと起きあがる。そのほかいろいろありましょう。それを二度とない人生だで、処理解決してゆく。やってごらんなさい。ああよかったと、人生の意味がわかるように、なるものです。

田坂広志

かつて、経営の世界において語られた、一つの格言がある。「経営者として大成するには、三つの体験のいずれかを持たねばならぬ。戦争か、大病か、投獄か
では、なぜ、経営者として大成するには、「生死の体験」を持たねばならぬのか。それは、「生死の体験」を通じて、人間は、「死」というものを直視し、深い「死生観」を掴むからであり、深い「死生観」を掴むとき、我々に、想像を超えた力が与えられるからである人生における、3つの真実を直視することである。「人は、必ず死ぬ」「人生は、一度しかない」 「人生は、いつ終わるかわからない」
第一に、人生の「逆境力」が高まる。すなわち、「人は必ず死ぬ」という真実を直視するならば、人生や経営における最悪の逆境に直面しても、「命あるだけ、有り難い!」という絶対肯定の姿勢で処することができる。実際、厳しい倒産の危機において、(略)「命取られるわけじゃない!」と語った経営者の姿を、筆者は間近で見たことがある。第二に、人生における「使命感」が定まる。すなわち、「人生は、一度しかない」という真実を直視するならば、「その一度限りの命を、何に使うか」という意味での「使命感」が心に芽生え、それが、世のため人のために何かを為そうとの「志」へと昇華していく。そして、一人の人間が、深い使命感と志を抱くならば、不思議なほど、その思いに共感する人々が周りに集まり、その志を実現するために力を貸してくれる。第三に、人生の「時間密度」が高まる。人間は、「あなたの命は、あと30日」と言われたならば、一日一日を慈しむようにして大切に使う。しかし、「あなたの命は、あと30年」と言われたならば、「まだ30年もあるか」と思い、安逸な時間の使い方をしてしまう。だが「人生は、いつ終わるか分からない」という真実を直視するならば、「与えられたこの一日を生き切る」という姿勢が身につき、その覚悟を持たない人間に比べ、時間の密度が圧倒的に高まっていく。深い「死生観」を掴むことは、一人の経営者として大成するためだけでなく、一人の人間として成長し、成熟し、悔いのない人生を送るために大切なことであることに気がつく。仏教者の紀野一義師は、若き日に、「明日死ぬ、明日死ぬ、明日、自分は死ぬ」と思い定め、その日一日を精一杯に生き切るという修行をした。

福島正伸

チームを創るためには、まず夢・目的を明確にして、共感者を募ることが必要である。そして、チームのメンバーはお互いに他のメンバーを信頼し、その達成のためにはどんな困難でも引き受ける覚悟を持たなければならない。また、メンバーはお互いに精神的にもサポートし合うことが必要であり、何のために何を目指して努力しているのかを毎日確認しながら、励まし合い、支援し合うことを習慣化しなければならない。

マリー・ベイノン・レイ

生きることで老いる人はいない。人生に興味を失うことでのみ老いるのである。

マハトマ・ガンジー

この7つが私たちを破壊する。労働なき富。良心なき快楽。人格なき学識。献身なき宗教。理念なき政治。人間性なき科学。道徳なきビジネス。

芳村思風

本物の人間になるためには、人格について考えなければいけません。(略)「人間の格」とは、「人間であるために必要な条件」です。「人間の格」には、「性格」と「人格」の2つの「格」があります。
「性格」は生まれつきのもので、変える必要はありません。相手によって、いい性格と言われたり、いやな性格と感じられたり、相対的なものです。「長所を伸ばせば、短所は味に変わる」 短所があることを自覚し、できるだけ出てこないように努力することが大切です。どんな性格でも能力と人格を磨くことで、個性として魅力を持ち始めます。
人格には、3つの視点があります。「人格の高さ」・「人格の深さ」・「人格の大きさ(広さ)」という、この3つです。人格は、赤ちゃんや子どもには備わっていません。 (略)生まれた後に、努力して育てていくもの、磨き上げていくものです。「人格の高さ」は、知識や技術や教養の量があると同時に謙虚さが必要です。プロとしての自信や志があることも、人格の高さを作るポイントです。(略)傲慢な人には、人格の高さは感じることがありません。「人格の深さ」は、考え方や内面的なもので、量ではなく質的なもので、意味や価値を感じる厚みです。 乗り越えてきた問題や苦労や悩みが深さを作ります。「人格の大きさ」は、器・度量・包容力という言葉で考えます。器の大きな人とはどんな人か、度量の大きな人とは、包容力の大きさとはなにか。人格は、どのようにして育て、鍛え、磨けばいいのでしょうか。「自らに問い、対立を乗り越えていく」「問題を乗り越えていく」こと。自らに何を問うか。4つの問い「現実への問い」「全体への問い」「本質への問い」「理念への問い」です。現実の中で、いろいろな問題が出てきたとき、「どうしてこうなるのか?」と思うことがあります。これが「現実への問い」なのです。(略)「こんなことは私だけ?他の人はどうなんだろう?」と、より広く考える「全体への問い」に発展します。さらに「そもそもこれはどういうことなのか?」というような問いがでてきます。これが「本質への問い」です。「これはどうあるべきなのか?」「どうならなければいけないか」となったとき、「理念への問い」になります。次に「対立」を乗り越えること。特に、「感情的対立」を乗り越えていくことがポイントです。相手を「誤解なく正しく理解するように聴くこと、接すること」、自分のことを「誤解されることなく正しく理解してもらえるように伝えること」。「対立とは、学ぶべき何かを持っている人を教えてくれている状態」です。自らの成長を手伝ってくれる人として、相手に対して気づかい、心づかいで接することです。対立する相手の意見のいいところを学び、取り入れ、自分の意見を成長させる。ここに、器の大きさや包容力の大きさがでてきます。こうして、「人格」を育て、鍛え、磨いていくことで、「人格」は「高く・深く・大きく」なっていきます。
(引用:人間の格)

稲盛和夫

人生における「真の成功」とは、この世に生まれたときより、少しでも美しく善い人間となれるよう、その魂を高め、清め、磨き上げていくことにあると、私は信じている。

どうしてもこうでなければならない、こうしたいという、強い意志が経営者には必要なのである。「これが理想的であることはわかってはいるけれど、現実にはそんなことは不可能だ」と少しでも思ってしまったら、どんなことも実現することはできない。

どんな困難に直面しようとも誰にも負けない努力を重ね、いつも明るく前向きな気持ちで懸命に働き続けることで、人生は必ずや豊かで実り多いものになる。