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真島昌利の格言


 2024年01月04日   人物別名言&格言集 
もう圧倒的な地響き立てて疾走する楽観主義で行かなきゃダメなんだよ。物事を一旦始めてしまったらさ。

頑固な人が勝つんですよ。最終的に。

難しいことはわかりやすく、わかりやすいことは面白く、面白いことは深く。

何が正しいか知らない、何が楽しいか知ってる。

うーん、でも人間が一番カッコイイもんなぁ。
動物に生まれ変わるとしたら何がいいですか?という質問に対して

ヒロトは…あいつよくわかんないよ、頭良すぎるから。

でもそこでほら、そいつがそう思って聴いててそれで幸せならいいじゃん、みたいなとこってあるじゃん。美しき誤解っていうの? やっぱり俺ジョンとか好きだからさ、ジョンとかもそういうこと言ってたしさ、『ビートルズは、みんなが騙されたがってたから騙してやったんだ』みたいなことをさ。

でもやっぱりロックが凄え好きなさ、例えば僕みたいな奴にとってはロックってそれだけの価値があったりするんだよ、人生棒に振るだけのさ。

今はまわりがロックに対してガタガタ言いすぎると思う。60年代の中盤までのロックンロールって、すごくエキサイティングだったじゃない?それが、なんか変に観念的になったり、アートとか言ってまわりがはやしたてたりし出すと、パワー・ダウンして、つまんなくなっちゃったじゃない。

ベスト・オブ・ロック作ってるとさ、じゃあボブ・マーリーはどうなんだとかエルモア・ジェイムスはどうなのみたいなさ、じゃあロックって何だって話になって自分に問いかけるじゃん。スタイルなのか、それともなんかこうワーってうるさいのがロックなのか、じゃあボブ・ディランはどうなの、という。

ロックってスタイルじゃないじゃん。でもやっぱりスタイル的なとこしか見ないっていうかさ。みんな余裕が無いのかもしれないね、たかが音楽に対してそんなに掘り下げてるつもりは俺には無いんだ、他にやることいっぱいあるんだっていうさ。みんなそれぞれ命をかけて追求するものは違うんだしさ。

日本のロックっていうものはまだ全然脆弱なんだ。やっぱパンクにしても、向こうの英語圏の人達にはエルビスもいたしビートルズもいたしストーンズもいたし、その上でのパンクっていう意味とかさ。だから、そういう上っ面だけを持ってきて日本でやっても、あんまり僕はおもしろいとは思わないんだよ。

日本でロックをやるっていうのはアメリカやイギリスのロックンロールとは全然別のものなんだよね。で、ずーっとそのスタイルだけをなぞってきたっていう気がするんだよね、それこそロカビリーの昔からさ。で何かそこですげー本質的なところが抜け落ちたまんまで、ずーっと来ちゃったんじゃないかな。

過ぎ去ってしまったことなんて僕はもうクソみたいなもんだと思ってるから。

勿論日常生活の煩わしさとは折り合いつけてやってかなきゃならないんだけどさあ、そんな事も全部カッコいい音聴いた瞬間にさあ、関係ねえよパワーじゃねえけどさ、そういうパワーが自分の中に出てくるんだよ。だからロックンロールって宗教かもしれないね、僕にとっては。

一つのことを成し遂げるためには他のことは全部犠牲にしなければ駄目だよ、人間。俺はもう死ぬまでロックする覚悟を決めたんだからさ。

この国にはロック・シーンなんてないからさあ・・・。キース・リチャーズ好きだから、ステージの上でマネしてるだけですよ。だから、ギャグですね(笑)。だから、日本でパンクとか言って、「既成のロックに殴り込みをかけろ!」とか言っても、既成のロックなんてねえんだもん(笑)

特権意識”ってのも確かにロックの魅力だと思うけど、誰でもできるんだって魅力もあったでしょう?誰でも、ギター持って『ジャーン!』ってやればロックできる、みたいなのが。また、そういうのに戻ってきてると思うんだよね。それは、僕、すごくいいことだと思うよ。